2011年01月11日

ヒトをコントロールするということ。

これは例え自分の子供であっても、
そうであってはならないといつも自分に言い聞かせています。


子供を自分の意のままにならいことで悩み苦しむ友達。
彼女は常に怒り、息子の好きなものを全て排除し、
今回はサッカーまでも辞めさせました。


しかも、息子に対して言い放つ言葉の暴力にも気付いていないのです。


昨年彼女は大きな病にかかり、入院し、
夫婦仲は冷え、その原因は息子にあるとそう言いきりました。


私はここ1年程、ジャッジは一切せず、
ひたすら彼女の話を聞いてきました。


どうしてそこまで子供に執着するのかという疑問もありましたが、
彼女の苦しみをなんとか取り除きたい気持ちがありました。


話すたびにポロポロ泣き出す彼女。


とにかく彼女の抱えるものは沢山の「怒り」でした。
その怒りのマグマが弱者の子供に向けられるのは当然でした。


そして、その彼女を大人の理論で責めることも簡単でした。
しかし、よく考えると彼女も被害者なのです。


これまでの生い立ち、育ってきた環境、
出会った人達などの価値観で頭がいっぱいなのですから。



私はいつも愛を持って彼女に接してきました。


しかし、子供への制裁はエスカレートしていくばかり。




そんな中、私は決意しました。


勇気を持って彼女との関わりを断とうと。
穏やかに断固として。



愚痴を聞かなくなって始めてこのままでいいのかな?と
彼女自身が考えることを祈って。


しかし、これは正直キツイです。
相手の怒りの大きさに比例して、こちらも苦しくなるのです。


でも、愛をもって。断固として。


人は気付きを得て初めて勇気を出して一歩を踏み出したり、
新しいことにチャレンジしようとしたりするのではないかと思うのです。

そこで初めて謙虚になれるのではないかと思うのです。


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Posted by かずみ at 14:42│Comments(8)想い
この記事へのコメント
きついですね~

私も昔この方のようでした。
主人とうまくいっていない時があり、
東京の友達によく愚痴ってました。
そうしたら、その友達に「私はあなたの
ごみ箱じゃない!」って言われまして。

そうとうへこみました。
それ以来絶対に群馬で成功してやる。

そんな思いでやってきました。
今はその言葉に感謝です。
でもね、主婦から一歩踏み出すのって
ほんとにほんとに勇気がいることなんですよ。

たぶん、このお友達もトラウマがあると
思います。
でも誰だってトラウマはあると思うし
自分で気づかないと変わらないからね・・・

ただ、お子さんがかわいそう・・・
Posted by HARUMIHARUMI at 2011年01月12日 12:55
>HARUMIさん

HARUMIさんのお友達、素晴らしいですね。
そして、その言葉をしっかり受け止めたHARUMIさんはもっと素晴らしいと思います!!

私の気持ちは、子供を救いたい気持ちがいちばんです。
でも、それには、まず母親である友達に気づきを与ええることだと思っています。



HARUMIさんの昔の写真、ステキでしたよ~。
Posted by かずみかずみ at 2011年01月12日 17:25
そうなんですよね、
このお友達すごい人です。
4人の子供がいて、自宅出産をしたり、
あちこち家族でいろんなところに出かけ
人生を楽しんでいる人です。

ほんとに、私はマイナス思考でしたし、
愚痴を言い続けていました。
でも、それじゃあ人生は何も変わらない。
それに気づいて良かった~
でも、めちゃめちゃへこみましたよ。
だって、信頼していた人にはっきりと
言われたんですから・・・

でも、ほんとにこのお友達にも
早く気づいて欲しいですね。
Posted by HARUMIHARUMI at 2011年01月13日 08:24
>HARUMIさん

ホントにそうなんですよね。
気づきを得て人生を変えることができると思うのですが、
その次元にいないと言葉で言っても異次元の話になってしまいますので。

HARUMIさんの場合は信頼する方からの言葉というのがポイントですね。

何かその人に響く方法で気づきを提供することを考えています。
Posted by かずみかずみ at 2011年01月13日 11:50
そうですね、響く方法でないと喧嘩別れで
終わっちゃいますものね。

ふと、思ったんだけど、
この、ブログを読んでもらったら?

かずみさんの日頃の思いがいっぱい
詰まっているブログじゃない。
これを読んだらかずみさんが、
どれだけ真剣に思ってくれているか、
分ってくれるんじゃない?

それでも、分ってもらえない時は、
距離を置くしかないですね。
でも、いい方向に行くようにお祈りして
上げてください。
たまたま、その方の魂は子供なんだと
思います。
ですから、その方の一番良い方法で
気づかれますようにとお祈りしましょう。
Posted by HARUMIHARUMI at 2011年01月13日 12:20
>HARUMIさん

そ〜ですね。
ブログ…考えてみますかね〜。

きっと彼女の心(魂)はキラキラしてると思うんです。
それが生きてきた環境、出会った人達によってたくさんの付着物が覆い被さっているかな〜と。

その自分を見つけるのは大変なのですよね。


色々ご心配いただきありがとうございます。
Posted by かずみ at 2011年01月13日 13:02
う~ん、私もかなりのトラウマがあり
いろいろなワークショップに出まくりました。

そして、思うことはその日その瞬間を
生きること。

ただ、それだけです。

でも、今、そのお友達が、かずみさんに
出会っているのは偶然じゃない。必然です。
ですから、しっかりとサポートをしてあげて
くださいね。
Posted by HARUMIHARUMI at 2011年01月13日 18:29
>HARUMIさん
ありがとうございます。
Posted by かずみ at 2011年01月13日 23:18
 
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