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記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。 2011年06月27日
被災地のコト。
被災地に行って何を感じたか・・・
深すぎてどう表現していいかわからない
かわいそうだとか
悲惨とか
こうしなくちゃとか
こうすべきだとか
そんなんぢゃなくて
もっと危機せまってくるもの
ひたすら
ごめんね
許してね
ありがとう
愛してるよ
それしか、出てこなかった
どしゃ降りの中、民家の泥出し作業を手伝いながら
地に足の着かない私がいて
どうしてここでこの作業をしているのか
最初は不思議に思えて仕方がなかったのだけど
そんなことより、今私のエネルギーを想いをこめて
ここに植える？置いていく？んだって
そんなことを思いながら必死に泥をかいた
泥はかいてもかいても石ころと共に噴出し
どこが底なんだかわからなかったけれど
それでも喜んでもらえるならばとその想いだけで
自分を保ち
その作業を繰り返す
先祖がずっと見守ってきたであろうこのお宅を
今、みんなで必死に守らせていただいている
家主の奥様の明るさが心に残った
送電線のない空はどこまでも広く、こんな雨雲でも皮肉にもキレイ
緑の木々は津波にあたったところは赤く変色し、
緑と赤の異様な光景
津波のきたところとそうでないところの境界線は
天と地の差
それでも生きていく人達
支える人達
またここにこようと思う
