2011年09月15日

夫、子供たちの弱小サッカー部

ムスメ・ムスコ、夫が所属するサッカーチーム。

夫がコーチに就任して1年以上経過し、
その男子チームにムスメを投入したのが昨年秋。

夫がコーチに就任するまでには、本当に色んな出来事があり、
傍で見ている私は夫の気苦労が不憫でならなかったが
夫には彼なりの信念があり、
それを淡々と粛々と言葉ではなく態度で貫く姿勢には頭が下がった。

夫が常々私に言うのは

「我慢。とにかく今は我慢。」

そして、せっかちな私は

「いつまで我慢すればいいの?」

この繰り返しで度々熱くケンカもした。

しかし、ここへきて結果を出した。
大きな公式戦で出ると負けのこのチームが予選を突破した。
何十年ぶりかの快挙。

この公式戦は6年生にとって最後の大きな試合であり、
負ければ終わりだった。
しかし、また繋がり試合ができる。
子供たちの意識がいつになく高まっているのを感じた。


勝つということの素晴らしさ。
勝った人にしかわからない景色。
ここに本気で全力でぶつけていくということ。

子供たちからどれだけ人間的に成長しているか、
証明してもらっている。

ただやっているでは、恐らく結果はでなかったであろう。
そこに意識をもってやることに意味があった。

その意識改革することも賛否両論あるが、
前進するためのディスカッションならば、
たとえ熱くなっても今後も大いにやって欲しい。


もちろん、これらの結果は夫の力だけではない。
夫の力を信じ、応援してくれる人たちの存在なしではありえない。
彼が想いをこめて思う存分采配できることは、
このFCに関わる人達のおかげなのだから。

ここは勘違いしてはならない。

1つ1つ丁寧に周りと調和しながら、いきなり進むのではなく、
少しずつ変えていく。

そのことを必死に伝えている夫。
すべての責任を負う覚悟で。


子供たちに何かを伝えるというのは、ただ、教えればいいということではない。
覚悟が必要なのだ。
腹をくくると言ってもいい。

その子の人生を背負う気持ちで真正面から向き合い、
ぶつかるということなのだ。
それがたまたま夫の場合はサッカーというツールだったのだろう。

サッカーよりも人間として生きて行く上で、
自分にとって何が大切で何が必要か
そんなことが自力でわかるように。


私はある時から一切FCから身を引いた。
夫にすべてを任せた。
そして、表舞台ではなく、陰から応援しようと決めたのだ。
今、母親として本当に大切なサポートは何なのか、模索している。


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Posted by かずみ at 11:40│Comments(0)日々のこと
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