2012年03月24日

祝辞全容

昨日はムスメの卒業式でした。
それと共に私もPTA会長としての最後の仕事である祝辞を述べさせていただきました。

ギリギリまでこの内容でいいかどうか迷ったけれど
最後はやっぱり自分の想いを伝えることにこだわっていく!と決めて
お話をさせていただきました。

上手く話すことより、とにかく心を込めることに集中して・・・。

その結果・・・
保護者や来賓のみなさんから、
泣きそうになった、感動した、とありがたい言葉をたくさんいただき、
わざわざ家の電話にまで感動を伝えてくださる地域の方もいました。
また、市議会議員さんにまで「勉強になった」と言われちゃいましたchoki01

こんなにもありがたい評価をしていただけるとは・・・
正直夢にも思わなかったけど、
私にとって今後の自信に繋がっていくことは間違いなさそうです。

恥ずかしいですが、その祝辞の全容を公開します。


祝辞

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
小学校生活をしめくくる最後の今日、
この晴れやかな場でこうしてお話をさせていただけることを、
大変嬉しくしあわせに思っています。


卒業生のみなさんは今日のこの日を迎えらえて、しあわせですか。


しあわせの形は人それぞれ違います。
人から見える形が一見しあわせであっても心の満足感、
充足感は自分にしかわかりません。

これから中学生になり、今まで以上に忙しい毎日になっていくことでしょう。
しかし、いつでもどんなときでも自分の心に問いかけて
自分だけが知る心がじんわり温かくなるようなしあわせをみつけて欲しい。
それが今、私の願いです。

それは誰かが言ったしあわせとは違います。
日常の小さなひとコマで、
何気ない出来事の中にそれはあるのかもしれません。

みなさんはどんなことにワクワクしますか?
どんなことに喜びや安らぎを感じますか?

心地よく生きることは、あなた自身をキラキラに輝かせ、
その輝きが周りにいる人たちにも広がり、
みんなが笑顔で心地良く生きることができます。

どうか自分が感じるしあわせのツボをたくさんみつけて
自分をキラキラに輝かせてください。



保護者のみなさま、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。
これまで一生懸命我が子を育て、この良き日を迎えられた皆様に、
心よりお祝い申し上げます。

12年前、初めて我が子がお腹に授かったとき、
私は無事に生まれてくることだけを願いました。
しかし無事生まれ子供が成長していくと、
いつの間にか人様の子供をみては比較をし、
子育てのプレッシャーで押しつぶされそうになっていました。
私の心の中には子供の評価イコール自分の評価というものが常にあり
そのことを恐れ、失敗することを恐れ、子供に厳しくすることでバランスを保ち、
その時の私は無事に生まれて来ることだけを祈っていた私とは
大きくかけ離れていました。

しかし、ある時気付きました。

0歳の子供のお世話をするのも5歳の子供のお世話をするのも12歳の子供のお世話をするのも
いつでも初めてなのだから
自分を許してもっともっと楽しく笑っていたいと。
いつでも子供の存在を感謝できる自分でありたいと。
子供の失敗も成功もなにもかも受け止めていく大きな器の自分でありたいと。

プレッシャーを手放すことで、私に変化が訪れました。
私が毎日笑顔でいることで、夫が子供たちが周りが変化をしていきました。
それは私自身感謝が溢れる毎日に変化し、
生きる喜びに心が満たされていきました。

その結果、今こうして皆様の前でお話させていただける機会にも恵まれ
たくさんの人達がこんな私を応援してくださいました。
本当にありがたい、嬉しい気持ちで今、とっても胸を熱くしております。

これからもここにいる保護者の皆様と一緒に
親としてできる精一杯のエールを
子供たちに送り続けていきたい、そんなふうに思っています。
まだまだ未熟ではありますが、今後ともどうかよろしくお願い致します。



地域の来賓の皆さま、本日はお忙しいところ、本校の卒業式にお越し頂き、
ありがとうございます。
私がPTA活動を通して強く感じたことは
この地域の皆様の温かい思いやりに支えられて子供たちが元気に暮らしていけるんだということ、
そして、この地域に住んでいるというのではなく、
住まわせていただいているという感謝の気持ちでした。
日頃のご活動に心からの感謝を申し上げるとともに、
今後とも、より一層のお力添えを心からお願いいたしたいと思っております。

最後になりましたが、校長先生をはじめ、教職員の皆さまにおかれましては、
卒業式の今日、この日まで、大変熱心にご指導頂きました。

今年度、PTA会長を務めさせていただくことで、
小学校中学校時代の恩師と再会する機会に何度も恵まれました。
それはとても嬉しい再会でした。

卒業生たちにとって、先生方は、卒業しても、いつまでも永遠にずっと先生です。
卒業後においても、在学中と変わることのない、
やさしさあふれる温かい目で、見守っていただけたら、と願っております。

先生方、本当にありがとうございました。
心より熱く御礼を申し上げます。

言葉まとまりませんが、
皆様の輝かしい未来と健康をお祈りして私からの祝辞とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございました。



Posted by かずみ at 20:55│Comments(2)祝辞全容
この記事へのコメント
素晴らしい祝辞だね^^
胸が熱くなったよ。
Posted by のん at 2012年03月25日 23:54
>のんちゃん

ありがとう。
のんちゃんに褒めてもらったから
ミクにもUPしようかな~(笑)
Posted by かずみかずみ at 2012年03月28日 16:00
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祝辞全容
    コメント(2)