キラキラ☆スマイル的生活〜☆

ある事をきっかけにムスメに全面降伏するようになって多々気付きがありました。

まず、すぐあらわれたのは、「穏やかな気持ちになる」ということでした。

私はどんなに過保護と言われようとムスメの意見に従う、怒ることはしない、
そう決めました。

そう決心すると不思議なもので、
あんなにイライラしていたことに対しても降伏できてしまう自分に驚きでした（笑）

たとえば…
ホントに些細なことなんですが

これまで、毎回お弁当箱を出さないムスメにイラッとしていたのですが、
それをせっせとエナメルのバックから取り出し、洗ってお弁当をつめて、
淡々と粛々とおこなうと…

なんでこんなことにイラッとしていたんだろう…

と、そんな自分がとっても小さく感じるまでになりました(笑)

そして、人のせいにするわけではないのですが、
よくよく考えればこのイライラの原因も私の親から引き継いだ感情
（親の躾）によるものではないかと思うようになりました。

また、ムスメに対してどれだけ口うるさく言ってきたのか、
申し訳ない気持ちでいっぱいにもなりました。

それだけでなく、全面降伏するまで、
そんなことにまったく気づがなかった自分が恐ろしくなりましたし、
ムスメにどれだけ淋しい想いをさせてしまったのか…と反省しました。
（自分のイラッとすることをいっぱい知るいい機会にもなりました）

そんな時、何も言わずお弁当箱が出してあると、すっごくすっごく嬉しくなって

ありがとう…

という気持ちで満たされていきました。
これは私にとってとても大きな発見でした。

そして、ムスメのことが誰よりも愛おしくなり…

先日、ムスメの顔をまじまじ見ていたら

「キモイんですけど…」

と、言われてしまうくらい、ムスメのことが大好きになっていました。
（恥ずかしながら、我が子であるのに、大好きという感情は母として欠けていました）

それだけの効果ではありません。

一昨日、ムスメの配車当番でサッカー部のお母さんと話していたときにも
その効果があらわれました。


来月ムスコがサッカー部に入部します。
子供２人がサッカー部に関わらせていただくことで
私は大きなストレスを抱えていました。

それはこの１年、保護者会の活動に関わらせていただいて不思議なこと（不満ですね）が多々あり、
なんで？どうして？こんなふうにやったら、みんなハッピーなのに…
な～んていう想いが沢山湧いてきたからです。

その想いはどこからきているのかというと

「土日も仕事がしたいから」
「監督にまとわりついているシモベのような保護者がイヤだから」
「〇〇しなければならない、で動いている保護者がイヤだから」
「私が楽しそうに班長をしているとそれをダメだしする人がいるから」

…等々
これだけではないのですけど(笑)、そんな想いが多々あったのです。

しかし、今日、そのお母さんと話していて、
その感情はもういいや、って手放すことができたのす。

郷は郷に従え…

という言葉があるように、すべてを受け入れてやっていこうと思えたのです。

改革者になるのが怖いから、という理由もありますが(笑)、
それよりも今の私には、他人の普通をしっかり受け入れて、
受け入れきる？（こんな言葉あるかな？苦笑）ことがきっと大切なんだと思ったのです。

私は心のどこかで

・みんなを従わせたい
・優位に立ちたい
・私は偉い

という何か非常に勘違いした想いがあったのです。

私の考えは正しいよ～、これまで私の考えで成功してきたよ～
というような強い信念めいた想いが心のどこかに根強くあったのです。

その想いが強すぎて悶々として、考えなくてもいいときにずっと考えて
負のスパイラルにどんどん自分を巻き込み自滅していました。
（本末転倒…）

そ～んなことにやっと、やっと気付けたのです。

土日の配車当番でこれまで通りの仕事ができなくても
それで、仕事がこなくなったとしても
それも淡々と粛々と受け入れていくのです。

文句を言われても淡々と粛々と。

誰が、とか、あの人が、とかそんなことはどうでもよく、
今、目の前に起きている出来事をすべてムスメと同じように淡々と粛々と受け入れていくのです。

そう決めるのです。

すると、どうでしょ～～。
肩からスー――ッと力が抜けて
この１年、サッカー部にかかわって、そのたびに悶々としていた想いが雪解けしていったのです。

多分、もう、このことで悶々とすることもないって思えるくらいに。

私はこのことも含め、ずっと怒りのマグマだったのです。
ずっとずっと低空飛行をしている意味を探ってきましたが
そんな自分だからこそでした。


私はこんな大きなことをムスメから学んだのです。


完璧になるために生きているのではなく・・・
心穏やかに豊かにハッピーになるために生きているのに。

改めて、外に向いていた矢印を自分に向けていこう、そう決めたのでした。